院内感染症対策
院内感染とは
皆さんは他人の口に入った物を、そのまま口に入れられて平気ですか?
歯科医院において、完全滅菌消毒をしないという事は、他の人の病気がうつる危険があります。
なぜなら治療で使用する器具には、血液や唾液が付着し、その中に色々な細菌が潜んでいるからです。
血液でうつる病気には以下のものがあります。
エイズ・B型肝炎・C型肝炎・その他の感染性疾患
そのため当医院では、皆様に安心、安全な治療を受けて頂くために完全滅菌消毒を行っています。
ユニットについて
医院で使用しているユニットはドイツKAVO社の最新タイプです。
KAVO社の製品は、世界で最も感染防止を目的に造られています。ユニット内の水を調査したところ、日本はアメリカと比べて2500倍の雑菌が見つかったそうです。
そのためKAVOのユニットは 口をすすぐ水も一度滅菌のタンクに入れ、消毒してからコップに注がれるので、安心してお使いになれます。又、患者さん毎のユニットの消毒もスピーディーに行えます。

麻酔注射について
麻酔注射の麻酔液と麻酔針は一度きりの使い捨てです。
麻酔筒も前の患者さんの血液が残ってる危険があるので必ず滅菌を行っています。



手袋の考え方

当院では、全ての患者さん毎に使用する手袋を使い捨てしています。経費は掛かりますが、患者さんの安心と安全が得られます。
紙コップやエプロン、ヘッドカバー、顔に掛けるタオルなども患者さん毎に取り替えてますので安心してお使い下さい。


器具の滅菌

タービンの消毒

歯を削るタービンという器具は、最も患者さんの血液と唾液に触れるため、最も滅菌が必要です。
その為当院では、専用の高温滅菌機を導入しています。

その他

薬は直接ビンの中に触れないように特殊な薬液入れを使っています。
完全滅菌には多大な努力と経費が必要です。しかし完全滅菌消毒は患者さんと当院の信頼関係の第一歩だと私たちスタッフは考えています。